失語症の基礎知識

失語症とは、主には脳出血、脳梗塞などの脳血管障害によって脳の言語機能の中枢(言語野)が損傷されることにより、一旦獲得した言語機能が障害された状態です。

失語症は発音や発声の障害とは違います。また、認知症とも異なります。今回の特集では、失語症を正しく理解し、失語症の人の気持ちに沿った介護の方法についてご紹介します。

失語症になると、話すことではなく、言語に関わる全ての作業が難しくなります。失語症の症状は次のような特徴があります。

・聞いて理解する・話す・読む・書くなど、言葉に関する能力に障害が起こります。

・脳の損傷部位や広さによって、症状は異なります。

・言葉によるコミュニケーションが難しくなります。

脳の損傷が原因で起こる失語症には、言語障害以外にも次のようなさまざまな症状を合併している場合がよくあります。右半身の麻痺、右視野の障害、身振りやジェスチャーが難しい、同時にいくつものことに注意が向かない、疲れやすい、感情のコントロールがうまくいかない、集中力が低下する、自分から行動を起こせないなどの合併症も起こります。ぜひご注意ください!ちなみに、失語症の治療薬はほとんどシアリスの併用禁忌にならないですので、それについてどうぞご安心ください。

それに失語症になる人は、自分の意見や気持ちをうまく他人に伝えることができません。だからといって人とコミュニケーションをとりにくくなります。失語症の人とのコミュニケーションはできるだけ尊重した接する様子で、落ち着いた雰囲気を作り、お互いの表情がわかるような位置で会話しましょう。